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【インドネシア】墜落した双発プロペラ機を発見―10人全員の遺体を収容

Global News Asia 2015年10月8日 8時12分

 2015年10月7日、インドネシアメディアによると、2日14時25分(現地時間)、インドネシア中部のスラウェシ島で、マサンバ発マカッサル行きのアヴィアスター(Aviastar)航空機が消息を絶った。離陸時のマサンバの天気は良好だったが、離陸して11分後の14時36分連絡が取れなくなった。

 使用機材は双発プロペラ機のボンバルディアDHC-6-300型機。不明機には、乗客7人(乳幼児2人、子ども1人、大人4人)と乗員3人の計10人が搭乗していた。
 
 墜落機は、南スラウェシ州警察の捜索チームによって発見され、乗客・乗員10人の遺体は、2機のヘリコプターで、ハサヌディン空軍基地に収容された。遺体は焼け焦げており、個人を特定するのは困難を極めると伝えている。
 
 DHC-6-300型機は、現在、日本の空を飛んでいない。新造機のDHC-6-400型機を使用し、第一航空が沖縄離島路線で運航していたが、8月28日、粟国空港で着陸時にオーバーラン事故を起こし機体を損傷した。

 事故を起こした航空会社アヴィアスター(Aviastar)は、2003年に設立され、DHC-6-300型機を4機。小型ジェット機のBAE146-200型機を2機運航していた。2009年4月にはBAE146-200型機の墜落事故があった。インドネシアでは、航空機の墜落事故が相次いでいる。
【編集 : 高橋大地】

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