2015年10月11日、常夏のタイでエアコンは必須家電だが、エアコンを使用するとしないとでは電気代が5倍以上も変わってくることもあり、いまだ扇風機で過ごす人も少なくない。そのため、タイの家電量販店などで販売される扇風機の種類は多機種に渡る。
在住外国人の場合、セキュリティなど一定以上の環境を求めることになり、エアコン標準装備の賃貸住宅に入居することが一般的だ。しかし、タイ人の場合、エアコンがそもそもない格安アパートに入居したり、中級アパートでもエアコンが何世代も前のものであることが多く、電力消費量が異常に多くなる。外国人でも健康を考えてエアコンを使わない人もいる。
また、常夏とはいっても、12月1月は毎年気温が20℃前後になる。そんなときはエアコンでは寒すぎるか、使っても効果がない。そんな事情もあり、扇風機の需要は高い。
メーカーはタイのものもあれば、日本のメーカーのもの(ただしタイ製や中国製など)、欧米メーカーのものなどがある。中でもタイ人にはHATARI社が人気のようである。
HATARI社は1980年に誕生したタイのメーカーで、扇風機のほか換気扇や空気清浄機も手がける。タイ製なので値段は安いが、なかなか壊れないことで定評がある。
タイで扇風機は500バーツ前後(約1600円)程度から購入でき、高いもので数千バーツといったレベル。また、ただ羽根が回るだけのタイプだけではなく、霧状のミストが出るタイプや箱型のものなど他機種がある。
【執筆 : 高田胤臣】
在住外国人の場合、セキュリティなど一定以上の環境を求めることになり、エアコン標準装備の賃貸住宅に入居することが一般的だ。しかし、タイ人の場合、エアコンがそもそもない格安アパートに入居したり、中級アパートでもエアコンが何世代も前のものであることが多く、電力消費量が異常に多くなる。外国人でも健康を考えてエアコンを使わない人もいる。
また、常夏とはいっても、12月1月は毎年気温が20℃前後になる。そんなときはエアコンでは寒すぎるか、使っても効果がない。そんな事情もあり、扇風機の需要は高い。
メーカーはタイのものもあれば、日本のメーカーのもの(ただしタイ製や中国製など)、欧米メーカーのものなどがある。中でもタイ人にはHATARI社が人気のようである。
HATARI社は1980年に誕生したタイのメーカーで、扇風機のほか換気扇や空気清浄機も手がける。タイ製なので値段は安いが、なかなか壊れないことで定評がある。
タイで扇風機は500バーツ前後(約1600円)程度から購入でき、高いもので数千バーツといったレベル。また、ただ羽根が回るだけのタイプだけではなく、霧状のミストが出るタイプや箱型のものなど他機種がある。
【執筆 : 高田胤臣】