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【タイ】和食ブームのバンコクでは沖縄料理店も楽しめる

Global News Asia 2015年10月18日 11時0分

 2015年10月18日、飲食店のジャンルが豊富で、特に和食は郷土料理など細分化されているバンコク。

 その中にはまだあまり多くはないが、日本から進出している「ニライカナイ」や、タイで初めての沖縄料理店「金城」など、沖縄料理の店も登場し始めている。どちらも居酒屋として在住日本人に重宝される店だ。

 「ニライカナイ」は日本でのノウハウもあり安心の雰囲気が人気で、日系企業の駐在員や家族連れの姿がよく見られる。

 「金城」はスクムビット通りソイ69、BTSプラカノン駅そばにあり、日本人は最近やっと増え始めたというくらい辺鄙なエリアである。近隣の和食店も数えるほどしかないが、「金城」は連日日本人客で賑わう。先代から引き継いだ今の店主が経営しているが、日本人だけでなくタイ人客を取り込む努力もしており、今では若いタイ人にとっては日本語を学ぶスペースとしても知られ始めている。

 また、新進気鋭の若いミュージシャンが活動する場として、上階にある和式の部屋で定期的にライブを開催するなどで注目を浴びている。

 肝心の沖縄料理も本格的で、沖縄そばやゴーヤチャンプルーなどが楽しめる。ゴーヤはタイ産と沖縄産が選べるなど選択肢も豊富だ。沖縄の焼酎「泡盛」や、カクテルも豊富に揃える。

 沖縄的なセットから和定食まで様々なメニューを提供するランチタイムから、深夜まで営業しているため、夜が早いバンコクの中でゆっくりとできる貴重な店としても重宝がられている。
【執筆 : 高田胤臣】

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