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【タイ】パタヤの夜「中国人観光客は迷惑なんです」マナーも悪く困った存在

Global News Asia 2015年10月24日 0時52分

 2015年10月23日、雨期が終わり、間もなくベストシーズン入りするパタヤは、世界各国からの観光客で賑わっている。これまで、中国人観光客の夜の訪問先は、パタヤ一の歓楽街ウォーキングストリートだけだったが、旺盛な好奇心の中国人観光客は、パタヤに点在する小さなバースポットにも、現われるようになった。

 ウォーキングストリートと同じように、多くの中国人団体旅行客が、闊歩している。ただ、道が狭いので通り過ぎるだけなのだが、旅の記念にと、バーで働く女性スタッフの様子を、写真やビデオで撮影する人が多く、バー側では困っている。

 スタッフに撮影の許諾を求めず、いきなり激写する人が多く、嫌がるスタッフも少なくないが、ビデオカメラで流し撮りをする人も増えている。

 中規模店で働くPIMさんは「中国人の旅行者は迷惑なんです。来てほしくありません。冷やかしだけで素通りです。お客様として来店されることは皆無で、家族連れなんです。私たちは見世物ではありません」と話す。

 まだまだ、中国人観光客に、バーで働く女性スタッフへの配慮を期待するのは、難しい状況だ。

 この日、誕生日を迎えた女性スタッフの為に、「子豚の丸焼き調理」が路上で行なわれた。道路の違法使用をパトロール中の警察官から咎められ、500バーツの罰金支払い命令書に、女性スタッフは署名させられた。

 確かに違法行為なのだが「子豚の丸焼き調理」より、中国人観光客のプライバシー侵害やマナー違反を警察に何とかしてほしいと、別の店の経営者が嘆いていた。

【編集 : FX】

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