2015年10月24日、ラオス報道協会は、今年のラモン・マグサイサイ賞をラオス人女性カムマリー・チャンタウォンさんが受賞した事を発表し、その表彰を行った。
ラモン・マグサイサイ賞とは、1975年にフィリピンで第三代大統領ラモン・マグサイサイの名前を冠して創設されたアジアのノーベル賞とも言われる名誉ある賞。毎年アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした個人や団体に対して贈られる。
今回受賞したカムマリーさんは、戦争などによって壊滅の危機にあったラオスの伝統的な絹織物の保護と振興によって、貧困にあえでいたラオス人数千人の生活を改善するという事業を長く続けて来たことが評価された。
表彰式は、10月20日にビエンチャンのラオスジャーナリスト協会で行われ、同協会副会長が表彰状と楯を授与した。ラオス人としては、2005年に受賞した社会活動家ソムバット・ソムポーン氏に次ぐ二人目の受賞となった。
隣国タイで1978年にマグサイサイ賞を受賞したドゥアン・プラテープさんは、その報奨金で財団を設立。現在もスラム住民の教育支援などを続けている。
これまで同賞には、マザーテレザ、ダライラマ14世のほか、日本人も多くが受賞しており、黒澤明監督や秋葉忠利元広島市長なども名を連ねている。
【翻訳/編集 : KK】
ラモン・マグサイサイ賞とは、1975年にフィリピンで第三代大統領ラモン・マグサイサイの名前を冠して創設されたアジアのノーベル賞とも言われる名誉ある賞。毎年アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした個人や団体に対して贈られる。
今回受賞したカムマリーさんは、戦争などによって壊滅の危機にあったラオスの伝統的な絹織物の保護と振興によって、貧困にあえでいたラオス人数千人の生活を改善するという事業を長く続けて来たことが評価された。
表彰式は、10月20日にビエンチャンのラオスジャーナリスト協会で行われ、同協会副会長が表彰状と楯を授与した。ラオス人としては、2005年に受賞した社会活動家ソムバット・ソムポーン氏に次ぐ二人目の受賞となった。
隣国タイで1978年にマグサイサイ賞を受賞したドゥアン・プラテープさんは、その報奨金で財団を設立。現在もスラム住民の教育支援などを続けている。
これまで同賞には、マザーテレザ、ダライラマ14世のほか、日本人も多くが受賞しており、黒澤明監督や秋葉忠利元広島市長なども名を連ねている。
【翻訳/編集 : KK】