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【タイ】岸田國士戯曲賞受賞作家・矢内原美邦氏演出演劇『戦略的な孤独』バンコク上演

Global News Asia 2015年10月26日 17時0分

2015年10月26日、国際交流基金バンコク日本文化センターが「トンローアートスペース」との協力で、第56回岸田國士戯曲賞受賞作家・矢内原美邦氏の作・演出による演劇作品『戦略的な孤独』の日タイバージョンを上演することを発表した。

 上演日程は11月6日(金)から11月8日(日)で、午後8時30分から9時30分となる。また、各回の終演後には矢内原氏と出演女優によるアフタートークも開催される。

 上演される『戦略的な孤独』はシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を矢内原氏が「自ら孤独を選んだ人々の物語」と読み解いて、登場人物がそれぞれの憧れを抱くことをきっかけに変わっていく姿を現代に置き換えて描いた作品。2013年に日本で初演され、震災後の日本社会に疑問を投げかける矢内原氏の批判的な視点が描かれた斬新な会話劇で話題となった。バンコク公演ではタイ人女優2名、日本人女優1名にて演じられる、日タイバージョンとなっている。

 矢内原氏は大学で舞踊学を専攻。2012年には『前向き! タイモン』で第56回岸田國士戯曲賞、横浜市文化芸術奨励賞を受賞。2015年度文化庁文化交流使に任命され、東南アジアでの活動も行っている。この作品のために矢内原氏は1カ月間タイに滞在し、現在の日本という背景がタイの観客にも伝わるよう、作品制作に挑んでいる。

 タイ公演では日本の女優、川田希氏、タイの俳優陣にパウィニー・サマカブット氏とオーンアノン・タイシーウォン氏を迎えている。チケット予約は「トンローアートスペース」で、一般550バーツ、学生450バーツとなっている。11月3日までの早期申し込みには特別割引も用意している。
【執筆 : 高田胤臣】

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