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【タイ】日本のスイーツがタイ人OLのハートを、わしづかみ

Global News Asia 2015年11月2日 9時0分

 2015年11月2日、和食ブームのタイでは日本のスイーツも人気だ。

 日本人やタイの富裕層が多いプロンポンにある新しい商業施設「エムクオーティエ」の階下には飲食店が建ち並ぶ。特に日本料理店の割合が高く、スタンド式やテイクアウト専門店には日本のスイーツが目につく。

 コンビニなどで緑茶のペットボトルが売られ、一時期は抹茶アイスがどこにでも見られたタイ。最近はロールケーキや普通のケーキなども増えている。ケーキなどは元は欧米のものではあるが、日本を経由したものが多いようだ。

 これまでタイではケーキというと長めに保存できるバタークリームのものばかりだったが、この数年で生クリームに変わってきている。それをタイで広めたのは日本のケーキ職人だったと言っても過言ではない。

 そんな中で、この「エムクオーティエ」内に出店している「銀のあん」のクロワッサンたい焼きはタイ人OLなど若い人に人気で、毎日行列が絶えない。

 日本の「銀だこ」の系列店である「銀のあん」は今年3月を皮切りに、すでにバンコクと近郊で4店舗を構える。「銀のあん」を真似たクロワッサンたい焼きを出す店も出始めているほどで、日本のスイーツがタイのスイーツ業界をも変えていく勢いが感じられる。
【執筆 : 高田胤臣】

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