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【タイ】韓国料理も多いバンコクの飲食街

Global News Asia 2016年1月8日 11時0分

 2016年1月8日、韓国は宣伝がうまいこともあり、タイが韓国ブームのようになっている。しかし実際に韓国文化を気に入っているというタイ人に出会うことはほぼない。実体はないと思っていい。

 そんなところではあるが、実際に韓国人のタイ渡航者数は非常に多い。韓国の人口は日本のほぼ半分しかないにも関わらず、タイへの年間渡航者数は日本人のそれとほぼ同じくらいある。

 そんなこともあり、タイ国内には韓国料理店が多い。といっても、本格的な料理店よりは焼肉専門店ばかりである。この10年以内は特にそれが顕著で、これまではスクムビット通りソイ12にある「スクムビットプラザ」が韓国焼肉店が立ち並ぶエリアだったが、今では地方都市や郊外にもそういった店が登場している。

 韓国焼肉はほぼ100%に近い店舗が韓国人経営になっている。和食の場合はタイ人が経営していて、日本人からすると和食ではないような味の店があるが、韓国焼肉に関してはそれがあまりないようだ。韓国人経営だとキムチなどの小皿が大量に供され、しかもそれらは大体が無料だ。なので、在タイ日本人も結構韓国焼肉店は重宝し、まずはビールでキムチを楽しみ、あとは肉を焼いて最後に冷麺で締めるといった食事をする。

 一時期はタイでもK-POPの流行は見られたが、今では下火になっている。しかし韓国焼肉は間違いなく増えており、タイ人も気に入っているようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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