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【タイ】韓国人観光客、重複予約でホテルも警戒―約束守らず自分本位

Global News Asia 2015年12月29日 19時21分

 2015年12月29日、中国人観光客のマナー問題が目立つタイの観光地で、一部の韓国人観光客の理不尽な行動によるトラブルが増加している。タイを訪れる観光客は年間約130万人と大きなボリュームだ。

 ビーチリゾートのホテル関係者によると「韓国のお客様は以前はパッケージツアーの利用がほとんどでしたが、LCCが増えたこともあり、飛行機とホテルを個人で手配されることが増えました。同じリゾート地のホテル4~5カ所を別々のホテル予約サイトから宿泊予約を入れ、取り消し料金のかからないぎりぎりのところでキャンセルしてくるんです。この夏以降間際のキャンセル比率が上がったので、調べてわかったことなんですが。直前で空室を埋めるために価格を下げることになってしまい、困っています。韓国にはそうした手法を推奨しているサイトがあるらしいんです。ホテル予約サイトの中には対策として、キャンセル手数料を徴収するサイトも出てきました」と話す。

 レストラン経営者は「韓国のお客様は、都合が悪くなってもキャンセルの電話をしてこないんです。そうしたことが多いので、電話番号や宿泊先のホテル名、部屋番号を聞き、連絡が取れるかどうか事前に確認するようにしています。中には、怒り出す人もいますが、そうした理不尽な客は来店してもらっても、トラブルになることが予想されるのでお断りしています。中国人よりもひどいと感じることが増えました。1時間たっても来ないので、別の客を入れました。2時間後に来て座れないといって罵声を浴びせられたこともありましたが、約束の概念が自分本位で、相手も事を考えられない人が増えているようです。昔はこんなことはなかったんですが」と嘆く。
【編集 : kyo】

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