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【タイ】タイのカウントダウンイベント生中継2016年は誤差30秒以内

Global News Asia 2016年1月2日 17時0分

 2016年1月2日、タイも各国と同じように12月31日を大晦日、1月1日を新年として、タイ各地でカウントダウンのイベントが大晦日の夕方ごろから深夜まで行われた。

 大きなイベント会場はテレビ中継もされ、例年、伊勢丹が入居する商業施設「セントラル・ワールド」前やパタヤのコンサート会場は必ず生放送される。有名歌手が数多く招待され、ひとつのチャンネルが独占してコンサートを放映するので、日本の紅白歌合戦のような雰囲気がある。

 新年が明けると同時に花火が打ち上げられ、盛り上がりは最高潮になるのが恒例だ。今年は暁の寺で知られる「ワット・アルン」前のイベントがバンコク史上最大規模と銘打って開催され、テレビでも中継が行われた。

 ただ、タイのカウントダウンイベントは各局がそれぞれの時計で数えるため、すべてのチャンネルが同時にゼロにならない。これまでは10分以上もの時間差があったが、近年はネットなどで同じ時間が共有されるようになったこともあり、2016年の年明けはすべての局の誤差が30秒以内に収まっていた。

 法的な理由もあってか、イベントはカウントダウン終了と同時にどこも撤収が始まり、終わり方があっけないのもタイのカウントダウンイベントの特徴である。

【執筆 : 高田胤臣】

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