2016年1月24日、見所が多いバンコクは観光客も多く、リピーターも少なくない。しかし観光スポットの数は有限なので、何度か訪タイしていると新たに行ける場所というのがどんどん減ってくる。そこでオススメしたいのが、路線バスに乗ってブラブラと下町を走る1日の旅だ。
バンコク都内には無数に路線バスが運行され、市民の足になっている。バスは大きく分けてエアコン・タイプとノン・エアコンになるが、エアコン型だと乗降の距離により料金が変化するため、車内で車掌に料金を払う時点で行き先が決まっていなければならない。しかし、ノン・エアコンは一律料金なので、乗車直後に集金に来る車掌に数バーツの乗車賃を払えばいいだけだ。タイ語そして地名がわからなくても簡単に利用できる。乗車料金はバスの色によって若干違う。
路線バスは基本的に同じルートを往復しており、短いものだと片道30分程度、長いものでも2時間はかからない距離を走る。適当に車窓を眺めながら終点まで行ってもいいし、気になった場所で降りるのもいい。帰りは同じ番号のバスに乗れば、元来た場所に帰ることができる。乗車口に必ずルートが書いてあるので、それを参考にバスを探すのもいいだろう。
ただし、治安が悪い地域もあるので、降りる場合は昼間に限定し、人気の多い場所にするなどの注意が必要ではある。路線バスのルートを事前に知りたければバンコク大量輸送公社(BMTA)のウェブサイトや各種ウェブサイト、バンコク市内の書店で販売されるバスマップで情報を得ることができる。乗車中はスマートフォンなどのマップで位置関係を把握しておくとなおおもしろいだろう。
タイの公共交通機関は時刻表がない。適当に待っているとバスがやって来て、適当に終着地点まで走って行く。ゆっくり時間をかけながら、バンコクの下町の様子を見て歩くのもひとつの旅行のスタイルである。
【執筆 : 高田胤臣】
バンコク都内には無数に路線バスが運行され、市民の足になっている。バスは大きく分けてエアコン・タイプとノン・エアコンになるが、エアコン型だと乗降の距離により料金が変化するため、車内で車掌に料金を払う時点で行き先が決まっていなければならない。しかし、ノン・エアコンは一律料金なので、乗車直後に集金に来る車掌に数バーツの乗車賃を払えばいいだけだ。タイ語そして地名がわからなくても簡単に利用できる。乗車料金はバスの色によって若干違う。
路線バスは基本的に同じルートを往復しており、短いものだと片道30分程度、長いものでも2時間はかからない距離を走る。適当に車窓を眺めながら終点まで行ってもいいし、気になった場所で降りるのもいい。帰りは同じ番号のバスに乗れば、元来た場所に帰ることができる。乗車口に必ずルートが書いてあるので、それを参考にバスを探すのもいいだろう。
ただし、治安が悪い地域もあるので、降りる場合は昼間に限定し、人気の多い場所にするなどの注意が必要ではある。路線バスのルートを事前に知りたければバンコク大量輸送公社(BMTA)のウェブサイトや各種ウェブサイト、バンコク市内の書店で販売されるバスマップで情報を得ることができる。乗車中はスマートフォンなどのマップで位置関係を把握しておくとなおおもしろいだろう。
タイの公共交通機関は時刻表がない。適当に待っているとバスがやって来て、適当に終着地点まで走って行く。ゆっくり時間をかけながら、バンコクの下町の様子を見て歩くのもひとつの旅行のスタイルである。
【執筆 : 高田胤臣】