2016年1月30日、和食ブームと好景気を背景に日本からたくさんの飲食店が進出しているバンコク。10年以上前は素人が和食店を開いてもそこそこに客が入った時代もあった。当時は日本の料理を食べられる店が少なかったので、そんな店でも雰囲気を楽しめればよかったのだ。昨今は有名店などの進出で本物の味でなければ受け入れられない時代になっている。
しかし、そんな和食店黎明期からある店も実はおもしろい。素人がやっていたような店はすでに淘汰され、昔からある店も本物だけが残っているからだ。
例えば、日本人向けの繁華街であるタニヤ通りに昔からある「酒の店」。今は創業者の息子に代替わりをしているが、その人気に拍車がかかっており、今もなお連日連夜満席になるほどの人気店になっている。昔ながらのなんでもある居酒屋という感じで、現店主の確かな経営手腕と、新メニュー開発センスが相まって、いつでも新鮮気分を味わえる。
日本でも古くからある飲食店で歴史を肴に食事をする楽しみ方があるが、タイの和食店にもそういった時代が始まりつつある。
【執筆 : 高田胤臣】
しかし、そんな和食店黎明期からある店も実はおもしろい。素人がやっていたような店はすでに淘汰され、昔からある店も本物だけが残っているからだ。
例えば、日本人向けの繁華街であるタニヤ通りに昔からある「酒の店」。今は創業者の息子に代替わりをしているが、その人気に拍車がかかっており、今もなお連日連夜満席になるほどの人気店になっている。昔ながらのなんでもある居酒屋という感じで、現店主の確かな経営手腕と、新メニュー開発センスが相まって、いつでも新鮮気分を味わえる。
日本でも古くからある飲食店で歴史を肴に食事をする楽しみ方があるが、タイの和食店にもそういった時代が始まりつつある。
【執筆 : 高田胤臣】