2016年2月5日、中国メディアは、批判の多い中国のインドネシア高速鉄道計画について、インドネシアで報道されていることはすべて間違いで、プロジェクトは順調に進んでいると伝えた。
中国政府高官の話として「ジャカルタ-バンドン間、約140kmの高速鉄道プロジェクトは、中国とインドネシア政府の協力プロジェクト。緊密に協力して、全力でプロジェクトの実施を推進している。ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道プロジェクトには、安全上の不安は一切なく、何ら問題はない」と強調した。
当初は、日本の新幹線方式の導入が有力だったが、中国は破格の条件で受注競争に勝利した。
2015年8月にインドネシア政府に提出した中国の提案書には、日本の提案書を元に作成されたと思われる痕跡があった。日本は、ボーリング調査を行なうなどして地質調査や需要の予測などを数年かけてまとめて、途中駅の入ったルート図を含む提案書をインドネシア政府に提出していたが、中国が提出した提案書にも同じデータが入っていた。またルート上の地点で中国がボーリング調査を行なったことは無く、日本の提案情報が何らしかのルートで中国に流れていたのではないかと見られていた。
【編集 : 高橋大地】
中国政府高官の話として「ジャカルタ-バンドン間、約140kmの高速鉄道プロジェクトは、中国とインドネシア政府の協力プロジェクト。緊密に協力して、全力でプロジェクトの実施を推進している。ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道プロジェクトには、安全上の不安は一切なく、何ら問題はない」と強調した。
当初は、日本の新幹線方式の導入が有力だったが、中国は破格の条件で受注競争に勝利した。
2015年8月にインドネシア政府に提出した中国の提案書には、日本の提案書を元に作成されたと思われる痕跡があった。日本は、ボーリング調査を行なうなどして地質調査や需要の予測などを数年かけてまとめて、途中駅の入ったルート図を含む提案書をインドネシア政府に提出していたが、中国が提出した提案書にも同じデータが入っていた。またルート上の地点で中国がボーリング調査を行なったことは無く、日本の提案情報が何らしかのルートで中国に流れていたのではないかと見られていた。
【編集 : 高橋大地】