2016年2月11日、香港の日刊紙『明報』は、8日深夜にモンコック(旺角)で発生した暴動での逮捕者が15歳から70歳、男性52人、女性9人の計61人となったと伝え、2014年11月の民主化デモへの強制排除以来、最悪の状況となった。
また、明報によると中国の国営新華社通信が今回の暴動には「本土派」メンバーが多数参加していたと伝えたと報じている。本土派は、脱中国化を謳う急進民主派のグループで、本土とは中国大陸のことを指しているのではなく、香港を指している。
在香港日本国総領事館は、現時点で今回の暴動に日本人が巻き込まれたという情報は発表していない。
同領事館は、「当局の対応に対する不満等から、今後、同様の不測の事態が再発する可能性は排除できないため、香港渡航予定者は、渡航延期、変更を含めて自身の安全保全に努め、在留邦人は、モンコックやその周辺、デモや集会の会場には絶対に近づかないようにするなど行動には細心の注意を」と呼びかけている。
【執筆 : 我妻伊都】
また、明報によると中国の国営新華社通信が今回の暴動には「本土派」メンバーが多数参加していたと伝えたと報じている。本土派は、脱中国化を謳う急進民主派のグループで、本土とは中国大陸のことを指しているのではなく、香港を指している。
在香港日本国総領事館は、現時点で今回の暴動に日本人が巻き込まれたという情報は発表していない。
同領事館は、「当局の対応に対する不満等から、今後、同様の不測の事態が再発する可能性は排除できないため、香港渡航予定者は、渡航延期、変更を含めて自身の安全保全に努め、在留邦人は、モンコックやその周辺、デモや集会の会場には絶対に近づかないようにするなど行動には細心の注意を」と呼びかけている。
【執筆 : 我妻伊都】