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【タイ】国際交流基金と公益社団法人日本オーケストラ連盟がバンコク交響楽団に専門家派遣

Global News Asia 2016年2月16日 9時0分

 2016年2月16日、国際交流基金バンコク日本文化センターの発表によると、国際交流基金と公益社団法人日本オーケストラ連盟が共催する事業として行われているアセアン諸国のオーケストラへの日本人専門家派遣で、タイへ第2期の専門家ふたりが新たに着任した。今後1年間、タイで演奏活動を行う。

 この事業では2014年度からアセアン諸国―タイ、フィリピン、ミャンマーのオーケストラへ日本人専門家を派遣している。経験豊富な日本人演奏家が数年間に渡ってアセアン諸国のオーケストラに対し演奏技術や楽団員としての姿勢、練習への取り組みなど、総合的にサポートし影響を与えることで、アセアンのオーケストラがより一層発展することに寄与することを目的としている。

 タイはバンコク交響楽団をパートナーオーケストラに選定し、2014年11月から第1期専門家が3名、1年間の派遣事業を行ってきた。今回、第2期専門家2名が着任し、今後1年間に渡りバンコク交響楽団と共に演奏活動を行う予定だ。

 派遣された専門家は元新日本フィルハーモニー交響楽団の森園康一氏(コントラバス)と元関西フィルハーモニー管弦楽団の森末由文氏(ヴァイオリン)。両氏とも音楽家として輝かしい実績をこれまでに残しており、今後のタイでの活躍が期待される。

【執筆 : 高田胤臣】

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