2016年2月18日、タイのメディアは、一つの記者会見で沸き返った。タイ国民のアイドル的な存在でもある歌手バードことトンチャイ・メッキンタイさんが、ラオスのコーヒー会社ダオフアン社と契約。アンバサダーとして、そのコーヒーのPRをすることになったという。そしてその契約金は、なんと1億バーツだということも大きな話題になっている。
バードという愛称で親しまれているトンチャイ・メッキンタイさん(GMMグランミー社)は、57才という年齢に関係なく、今もタイ国民のトップアイドルとして親しまれている。彼の一挙手一投足が、常にタイ国民の関心事でもあるかのような扱いをされている。
そんなバードさんが、ラオスのコーヒー生産メーカー、ダオフアン社のアンバサダーとして契約した。それだけでも大きなニュースなのだが、その契約金の額がまた話題を呼んだ。1億バーツ。日本円で約3億円というもの。ダオフアン社は、高原の一角にアジア最大級の生産工場を持つ。また、南部の都市パクセーには自らの社名を冠したラオス最大の生鮮市場、ダオフアンマーケットも所有するラオス最大の私企業でもあることから、いっそう話題を呼んでいる模様だ。
しかし、関係者の話しとして、正確な額は明かせないとしながらも、そんな額にはなっていないと否定している。バードさんが出演するCMはここ何年もなかったのは、彼の高額なギャラにほとんどのスポンサーが手を出せないためだという事も否定している。バードさんは、金額よりも製品の品質やコマーシャルのコンセプトに共感できるかどうかを重視しているという。
記者会見と同時に公開されたCMは、ラオス南部の生産地ボラベン高原のコーヒー畑でコーヒー豆を採集する姿を生き生きと描いていると好評だ。
ラオス産のコーヒー豆は、周辺でも珍しい火山灰地層が海抜1250メートルにも積み上がったボラベン高原で栽培されている。朝晩の気温差が10度以上もある気候と乾季には0度近くにもなるところから、キャベツや白菜などの高原野菜も多く作られている。ラオス産アラビカ種のコーヒー豆は、過去2002年にフランス農業研究協力センターによって、世界でも最も優れた12のコーヒー豆の一つに選定された。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
バードという愛称で親しまれているトンチャイ・メッキンタイさん(GMMグランミー社)は、57才という年齢に関係なく、今もタイ国民のトップアイドルとして親しまれている。彼の一挙手一投足が、常にタイ国民の関心事でもあるかのような扱いをされている。
そんなバードさんが、ラオスのコーヒー生産メーカー、ダオフアン社のアンバサダーとして契約した。それだけでも大きなニュースなのだが、その契約金の額がまた話題を呼んだ。1億バーツ。日本円で約3億円というもの。ダオフアン社は、高原の一角にアジア最大級の生産工場を持つ。また、南部の都市パクセーには自らの社名を冠したラオス最大の生鮮市場、ダオフアンマーケットも所有するラオス最大の私企業でもあることから、いっそう話題を呼んでいる模様だ。
しかし、関係者の話しとして、正確な額は明かせないとしながらも、そんな額にはなっていないと否定している。バードさんが出演するCMはここ何年もなかったのは、彼の高額なギャラにほとんどのスポンサーが手を出せないためだという事も否定している。バードさんは、金額よりも製品の品質やコマーシャルのコンセプトに共感できるかどうかを重視しているという。
記者会見と同時に公開されたCMは、ラオス南部の生産地ボラベン高原のコーヒー畑でコーヒー豆を採集する姿を生き生きと描いていると好評だ。
ラオス産のコーヒー豆は、周辺でも珍しい火山灰地層が海抜1250メートルにも積み上がったボラベン高原で栽培されている。朝晩の気温差が10度以上もある気候と乾季には0度近くにもなるところから、キャベツや白菜などの高原野菜も多く作られている。ラオス産アラビカ種のコーヒー豆は、過去2002年にフランス農業研究協力センターによって、世界でも最も優れた12のコーヒー豆の一つに選定された。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】