南シナ海の地対空ミサイル配備報道で、中国外相が西側メディアを非難

　2016年2月17日、ベトナムメディアによると米FOXニュースが、中国が南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島の永興(同ウッディー)島に地対空ミサイルを配備したとの報道について、中国外相の否定発言の信ぴょう性は低いとみている。

　中国の王毅(ワン・イー)外相は「西側メディアは勝手にニュースを作るような行為は直ちにやめてほしい。中国が南シナ海で建設する安全な公共性の高いサービスにもっと関心を持ってほしい」と話し、地対空ミサイルを配備したとの報道を否定したと伝えた。

　王毅外相は、日本大使も務めたこともあり、日本とのパイプも強いが、これまで中国の公式発言が事実に反していることもあったため、外相発言を鵜呑みには出来ないとの声が大きい。
【編集 : DR】