2016年2月28日、タイの東北地方の主要都市ウドンタニーは一般的にはウドンと略して呼ばれる。そんなウドンの街に日本風のラーメンを楽しめる屋台があり、この数年間繁盛を続けている。
国鉄駅正面の通りを数十メートルほど西に向かったところにあり、屋台は日本の昔のラーメン屋台を模してオリジナルで制作したものだ。夫婦とその息子の3人で切り盛りしている。
味のクオリティーは正直言えば、昨今の日本のラーメンのレベルにはおよばないが、昭和のころを彷彿とさせる味わいで、決して悪いものではない。なにより1杯が59バーツ(約196円)と安い。夕方から数時間程度の間で60杯前後を売るそうで、小さい屋台ながらもかなり健闘していると言える。
この屋台を始めた夫婦は日本で数年間、各地で働いた経験があり、ウドンタニーの中高生で日本に興味があったり、日本語を学びたい子たちが訪れているようである。しかも、学生でも払える良心的な料金設定なので、客足はとにかく絶えない。ウドンで今、日本に興味がある人のカリスマ的な存在がこの屋台経営の夫婦なのである。
【執筆 : 高田胤臣】
国鉄駅正面の通りを数十メートルほど西に向かったところにあり、屋台は日本の昔のラーメン屋台を模してオリジナルで制作したものだ。夫婦とその息子の3人で切り盛りしている。
味のクオリティーは正直言えば、昨今の日本のラーメンのレベルにはおよばないが、昭和のころを彷彿とさせる味わいで、決して悪いものではない。なにより1杯が59バーツ(約196円)と安い。夕方から数時間程度の間で60杯前後を売るそうで、小さい屋台ながらもかなり健闘していると言える。
この屋台を始めた夫婦は日本で数年間、各地で働いた経験があり、ウドンタニーの中高生で日本に興味があったり、日本語を学びたい子たちが訪れているようである。しかも、学生でも払える良心的な料金設定なので、客足はとにかく絶えない。ウドンで今、日本に興味がある人のカリスマ的な存在がこの屋台経営の夫婦なのである。
【執筆 : 高田胤臣】