2016年3月5日、バンコク都内セーンセーブ運河を運行していた水上バスが爆発。乗客ら約50人が負傷するという事故があった。爆発はテロなどではなく、エンジンから燃料が漏れていたことが原因と判明。
3月5日午前6時半頃、セーンセーブ運河バンカピ地区のテープリラー桟橋で、水上バスのエンジンから燃料が漏れ、爆発。乗っていた乗客ら約50人が負傷するという事故が発生した。この事故で死者は出ていない模様。
また、負傷者の中にはインターナショナルスクールに通う日本人も含まれていたが、命に別状はないという。負傷者は、すぐに近くの病院などに搬送され、治療を受けているという。
セーンセーブ運河は、バンコク都内を東西に流れており、走行している水上バスは渋滞の多いバンコクにおいて、数少ない時間効率の良い移動手段として、バンカピ地区と都心を結ぶ庶民の足を担っている。
しかし運河の水質の問題もあり、漂う悪臭や船同士がすれ違う際には、その臭い水を被ることもあるなど、評判は決して良いものとは言えない。
また、バンコクでは道路上でも公営、私営のバスがエンジン故障で停車している事が少なくない。車体の老朽化もあるが、整備状況の問題もあるだろう。
脱線事故を繰り返す国鉄の保線管理や、国際機関の認証を得られない航空機の整備問題も含め、タイではこうした交通機関の保守管理に関する問題への対策と解決が急がれている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
3月5日午前6時半頃、セーンセーブ運河バンカピ地区のテープリラー桟橋で、水上バスのエンジンから燃料が漏れ、爆発。乗っていた乗客ら約50人が負傷するという事故が発生した。この事故で死者は出ていない模様。
また、負傷者の中にはインターナショナルスクールに通う日本人も含まれていたが、命に別状はないという。負傷者は、すぐに近くの病院などに搬送され、治療を受けているという。
セーンセーブ運河は、バンコク都内を東西に流れており、走行している水上バスは渋滞の多いバンコクにおいて、数少ない時間効率の良い移動手段として、バンカピ地区と都心を結ぶ庶民の足を担っている。
しかし運河の水質の問題もあり、漂う悪臭や船同士がすれ違う際には、その臭い水を被ることもあるなど、評判は決して良いものとは言えない。
また、バンコクでは道路上でも公営、私営のバスがエンジン故障で停車している事が少なくない。車体の老朽化もあるが、整備状況の問題もあるだろう。
脱線事故を繰り返す国鉄の保線管理や、国際機関の認証を得られない航空機の整備問題も含め、タイではこうした交通機関の保守管理に関する問題への対策と解決が急がれている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】