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【タイ】邦人に睡眠薬強盗被害など大使館が注意喚起

Global News Asia 2016年3月10日 9時0分

 2016年3月10日、バンコクの日本大使館によるとバンコク都内アソーク地区で、日本人男性が睡眠薬で眠らされ所持品を盗まれるという事案が発生。旅行者などに注意を呼びかけている。

 日本大使館が注意喚起している事案は、バンコク都内アソーク通り周辺で観光中の日本人男性が、知り合った東南アジア系女性と飲食を共にした際、料理、酒類、ソフトドリンク等の飲食物に薬物等を混入され意識不明に陥ったところ、現金やクレジットカード、パソコン等の所持品を奪われたというもの。

 また過去の事例では、バッグパッカーが集まるカオサン通りで、親しくなった女性とホテルで食事した際に飲食物に違法薬物を混入され、昏睡状態となり、所持品奪われた上に意識不明の重態となり入院するという深刻な事件が発生しているという。

 また、知合いが今度日本に行くので、日本のお金を見たい。といって近づき、財布を出した際に現金を抜き取るという手口は今でも頻発している。

 長くバンコクに暮らし、知合いが同様の被害を受けたというY氏は「旅行者に声をかけて来るのは、ほとんど何か悪巧みを秘めた輩が多いです。例え、道を聞かれただけでも、十分に注意をしてください。特に飲み物や食べ物を振る舞われたときには口にしない方がいいでしょう」と語る。

【執筆 : そむちゃい吉田】

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