2016年3月13日、ラオスは見所の多い国ではあるが、首都ビエンチャンでもあまり大きくないため、観光スポットは案外限られてくる。その中で外国人がよく行く場所であり、夕方にはラオス人の若者が交流する広場でもある凱旋門「パトゥーサイ」を見学した。
このパトゥーサイはフランスの凱旋門を模して1962年に建造が開始されたもので、新空港建設に使用されるはずだったセメントを用いている。一部の説ではいまだ未完成であるとも言われ、一方では2004年に一応完成はしたという説もある。パトゥーはラオス語で扉もしくは門という意味で、サイは勝利という意味になる。この凱旋門を下から見上げると、その天井にはラオスではごく一般的なモチーフである3頭の像などのレリーフが見られる。
ビエンチャンには高層の建物がいまだに少なく、このパトゥーサイに登るとビエンチャン市街を360度見渡すことができる。しかし、ただそれだけの観光スポットであった。
【執筆 : 高田胤臣】
このパトゥーサイはフランスの凱旋門を模して1962年に建造が開始されたもので、新空港建設に使用されるはずだったセメントを用いている。一部の説ではいまだ未完成であるとも言われ、一方では2004年に一応完成はしたという説もある。パトゥーはラオス語で扉もしくは門という意味で、サイは勝利という意味になる。この凱旋門を下から見上げると、その天井にはラオスではごく一般的なモチーフである3頭の像などのレリーフが見られる。
ビエンチャンには高層の建物がいまだに少なく、このパトゥーサイに登るとビエンチャン市街を360度見渡すことができる。しかし、ただそれだけの観光スポットであった。
【執筆 : 高田胤臣】