2016年3月24日、タイは犯罪発生率が日本の何倍も高いといわれるが、よほど辺鄙なところに行かなければ犯罪被害に遭うことは少ない。しかし、時折、スリや置き引き、ひったくりなどが発生し、日本人で被害に遭う人もいる。
バンコク在住のタイ人、パイロート・ナラティアムさん(34歳男性)が語ったところによると、トイレの個室に入っていた際に、個室を囲む壁の下からズボンに入っていた財布を抜き取られそうになったという。長財布ではなかったこともあり、折りたたみの財布はポケットから抜けなかったことで被害は免れた。
タイのトイレは個室の壁が床と天井までぴったりと作られていないケースが多い。隙間は床から20cm以上も場合もあって、スリなどが隣から手を伸ばして盗みを働くことがある。数年前には床下から財布を抜き取られた男性が反省して床面に注意を払うようになったところ、今度は上から荷物を盗まれるという事件もあった。
トイレでのスリは最近はあまり聞かなくなったが、人気のない商業施設などではこういった犯行手口もあり得るので、タイでトイレに入る際は隣にも少々気をつけて入るべきである。
【執筆 : 高田胤臣】
バンコク在住のタイ人、パイロート・ナラティアムさん(34歳男性)が語ったところによると、トイレの個室に入っていた際に、個室を囲む壁の下からズボンに入っていた財布を抜き取られそうになったという。長財布ではなかったこともあり、折りたたみの財布はポケットから抜けなかったことで被害は免れた。
タイのトイレは個室の壁が床と天井までぴったりと作られていないケースが多い。隙間は床から20cm以上も場合もあって、スリなどが隣から手を伸ばして盗みを働くことがある。数年前には床下から財布を抜き取られた男性が反省して床面に注意を払うようになったところ、今度は上から荷物を盗まれるという事件もあった。
トイレでのスリは最近はあまり聞かなくなったが、人気のない商業施設などではこういった犯行手口もあり得るので、タイでトイレに入る際は隣にも少々気をつけて入るべきである。
【執筆 : 高田胤臣】