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タイの日本風弁当はご飯が少ない

Global News Asia 2016年4月1日 11時0分

 2016年4月1日、和食ブームのタイではコンビニエンスストアでもおにぎりや日本風の弁当が登場したりと、在住日本人にとってはますます暮らしやすくなっている。

 日本のイーオンの進出も著しく、マックスバリューの店舗数が拡大している。特にマックスバリュー・タンジャイという名称のコンビニ以上スーパー未満の店舗が増えており、至るところで見かけるようになった。

 大型スーパーも何店舗かあり、総菜コーナーが充実し、和食のメニューも多い。例えばバンコクの東端にあるシーナカリン通りのマックスバリューもまた日本風の弁当が並んでいる。この地域は日本人居住者があまり多くないが、一般タイ人にも日本の食べものが浸透しているようで、からあげ丼弁当や焼き鳥重弁当などが販売されている。

 ただ、マックスバリューに限らず、タイ人を顧客の中心にした店においては弁当ひとつの量が少なめのため、男性にはかなり物足りない。タイ人は男性でも1食の量が日本人のそれと比べてかなり少ない。屋台の麺類を見ても、丼自体が小さいし、インスタント麺でさえも袋の大きさが日本のとはまったく違う。タイ人は空腹を感じたときに食べる習慣があるのでその量で問題ないのだが、日本人にはやや足りない。

 それでもマックスバリューなどの弁当の味は日本のものと大差ないので、在住日本人も好んで食べている人も少なくないようである。
【執筆 : 高田胤臣】

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