2016年3月28日、中国外務省は、インドネシア政府や、タイ政府と進めている高速鉄道計画については、様々な問題が発生し工事がきちんと進んでいない状況だが、計画の大筋は順調に進んでおり何ら問題は無いと発表したと、中国メディアが伝えた。
中国政府とインドネシア政府が進めている高速鉄道計画は、まだ全ての区間で許認可が得られておらず、工事を進めながら必要となる許認可を得るという形で進めることとなり、今後も様々な問題が発生するとみられている。
中国政府とタイ政府が進めている高速鉄道計画も、インドネシアと同様に着工式のみが正式契約の前に行われていた。また、建設に必要となる資金は中国政府からタイ政府に融資するとの事前の合意があったが、金利や沿線開発利権などで合意に至らず、タイ政府側が中国からの出資を受けずに建設する方針を公表している。投資全額をタイが負担する代わりに、中国に建設費の引き下げを求めた。
ラオスでも新鉄道の建設を進める中国は、最終的には中国国内からタイ湾へと繋がる輸送ルートを完成する事が目的。そのため、タイ側が全額出資する代わりに、タイ湾へのルート(ゲンコイ―マプタプット間)を棚上げ(延期)した事に対して、どのような反応をするのか注目されていたが、この日の定例会見では、具体的なコメントは無く静観しているようだった。
【編集 : Kyo】
中国政府とインドネシア政府が進めている高速鉄道計画は、まだ全ての区間で許認可が得られておらず、工事を進めながら必要となる許認可を得るという形で進めることとなり、今後も様々な問題が発生するとみられている。
中国政府とタイ政府が進めている高速鉄道計画も、インドネシアと同様に着工式のみが正式契約の前に行われていた。また、建設に必要となる資金は中国政府からタイ政府に融資するとの事前の合意があったが、金利や沿線開発利権などで合意に至らず、タイ政府側が中国からの出資を受けずに建設する方針を公表している。投資全額をタイが負担する代わりに、中国に建設費の引き下げを求めた。
ラオスでも新鉄道の建設を進める中国は、最終的には中国国内からタイ湾へと繋がる輸送ルートを完成する事が目的。そのため、タイ側が全額出資する代わりに、タイ湾へのルート(ゲンコイ―マプタプット間)を棚上げ(延期)した事に対して、どのような反応をするのか注目されていたが、この日の定例会見では、具体的なコメントは無く静観しているようだった。
【編集 : Kyo】