2016年4月2日、タイは公設私設の市場がどこにでもあり、今でもスーパーとは別にちゃんと機能して一般市民の生活に寄り添っている。市場があるところに人が集まることもあれば、市場の方があとから出来上がってくることもある。
ときにはどこかの空き地などではなく、道路上に市場が出来ることもある。バンコク都であれば路上販売は区役所などの管轄になっており、各区役所が認めた場所で、許可を取った者が屋台などを開くことができる。しかし、小路の奥などでは警察や区役所の目が届かない場合もあり、無法地帯のように屋台が増えて市場のようになる。
そんな市場ではどんなものが売られているのかといえば、中心はやはり食品で、他に雑貨や洋服なども販売される。タイでは日本の様に服飾に関して大きな流行が発生することが少なく、こういった市場でも気に入ったものがあれば購入していく。生活雑貨も近隣のコンビニやスーパーなどで売っているものと大差は無く、多少値段が安いのはサイズが小さいからなど、何かしらの理由がある。しかし、タイ人はあまり深くは考えていないようだ。
こうしてタイでは常にどこかで金が巡っており、いざ不況になったときも立ち直りが早いという強みができる。タイの市場は爆発的に利益を得ることはできないが、タイ人の優しさに支えられているようであった。
【執筆 : 高田胤臣】
ときにはどこかの空き地などではなく、道路上に市場が出来ることもある。バンコク都であれば路上販売は区役所などの管轄になっており、各区役所が認めた場所で、許可を取った者が屋台などを開くことができる。しかし、小路の奥などでは警察や区役所の目が届かない場合もあり、無法地帯のように屋台が増えて市場のようになる。
そんな市場ではどんなものが売られているのかといえば、中心はやはり食品で、他に雑貨や洋服なども販売される。タイでは日本の様に服飾に関して大きな流行が発生することが少なく、こういった市場でも気に入ったものがあれば購入していく。生活雑貨も近隣のコンビニやスーパーなどで売っているものと大差は無く、多少値段が安いのはサイズが小さいからなど、何かしらの理由がある。しかし、タイ人はあまり深くは考えていないようだ。
こうしてタイでは常にどこかで金が巡っており、いざ不況になったときも立ち直りが早いという強みができる。タイの市場は爆発的に利益を得ることはできないが、タイ人の優しさに支えられているようであった。
【執筆 : 高田胤臣】