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【タイ】安全装置があってもショートするタイのたこ足配線

Global News Asia 2016年4月7日 9時0分

 2016年4月7日、たこ足配線は火災の原因となるのであまりよくないのはタイも同じだ。特にタイの場合、家屋によっては避雷針が無く、落雷により家電から出火する可能性が日本より高いと言われる。

 タイでは雑貨店やスーパーなどで、たこ足配線用コンセントが多種販売されている。ただコンセントとして機能するだけのものや、ショートしない様にスイッチやヒューズなどの安全装置が付いたものもある。

 しかし、後者のヒューズが付いているものも100%安全ではなく、ヒューズの部分がショートして火災になることもあるようだ。

 バンコクに住むティダラットさん宅では夕食でタイスキを食べる際、電気鍋をたこ足配線用コンセントに繋いでいた。
「繋いでおよそ5分ほどで異臭に気付き、見てみたらヒューズから火が出ていました。」

 すぐに気が付いたので問題はなかったが、不在の時や近くに可燃性のものが置いてあった場合は被害が大きくなることも考えられる。

 タイではこういったケースの補償は期待できない。製品を見ても製造国すら書いていないものが多い。そもそもヒューズが万能な安全装置ではないものの、たこ足配線は日本以上に気をつけなければならないようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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