2016年4月8日、タイ北部の観光都市チェンマイ市街の北およそ60キロにあるチェンダオ郡では今もなお水不足が続いており、乾燥した山間部では山火事も発生している。同地で日本米の栽培と、ノマドワーカー向けにバンガロー「ファイナルランド」を経営する小宮克久氏からの情報だ。
チェンダオの村民らは井戸水を中心に生活しているが、2月下旬の段階で既に半数以上の井戸が涸れている。田畑への取水制限も実施され、農家もかなりの被害を受けている状況だ。
ただ、自然豊かなチェンダオは川の水が比較的キレイなこともあり、村民の中には川の水をタンクに汲んで利用している人もいる。そのため、生活が出来なくなるほどの被害は報告されていないという。
タイは間もなく旧正月のソンクラーンに入る。この期間は水かけ祭りとして知られ、毎年4月13日~15日はタイ全土で水をかけ合って新年を祝う。しかし、3月には水不足を受けてバンコク都は水かけ祭りの規模を縮小することを発表し、夜間は21時までにすることを通達している。
【執筆 : 高田胤臣】
チェンダオの村民らは井戸水を中心に生活しているが、2月下旬の段階で既に半数以上の井戸が涸れている。田畑への取水制限も実施され、農家もかなりの被害を受けている状況だ。
ただ、自然豊かなチェンダオは川の水が比較的キレイなこともあり、村民の中には川の水をタンクに汲んで利用している人もいる。そのため、生活が出来なくなるほどの被害は報告されていないという。
タイは間もなく旧正月のソンクラーンに入る。この期間は水かけ祭りとして知られ、毎年4月13日~15日はタイ全土で水をかけ合って新年を祝う。しかし、3月には水不足を受けてバンコク都は水かけ祭りの規模を縮小することを発表し、夜間は21時までにすることを通達している。
【執筆 : 高田胤臣】