2016年4月12日、バンコクでタイ語ではなく英語を学ぶ日本人が増えており、それに伴い、日本人を対象にした英会話スクールが増えている。
日本人経営でフィリピン人を英語家庭教師にして対応しているのは「イングリッシュ・チュートリアルセンター」だ。日本語で申し込みが出来て、マンツーマンで英語を学ぶことができる。
英語が公用語というわけではないタイで、英語を学ぶメリットはあるのか。同校の経営者である半澤雄介氏がタイで英語を学ぶことの意義を話してくれた。
「タイで学ぶメリットは、憶えたことをすぐに実践できることです。銀行や役所などでも英語が通じます。また、欧米人も多いので英語で会話する機会が多いということもあります。」
半澤氏の理念は、英会話は単語量を増やして実践する、ということだ。その点でタイは実践的英会話の機会が数多にある。
タイ人も日本人同様で英語を苦手とする人が少なくない。一方で、物怖じせずに積極的に外国人と関わろうとする人も多い。また、高学歴のタイ人はかなり英語を話すので、タイで暮らしたり働く場合にタイ語が必須とも限らない。
「日系企業駐在員は海外経験を活かし、再び日本以外の勤務地に転勤になる可能性が高いです。そのようなケースを想定すると勤務地の言語を習得するよりも、世界的共通言語である英会話スキルを身につけた方が都合がいいということもあります。」
そういったこともあり、日本人在住者の中にはタイ語ではなく英語をブラッシュアップするために英会話スクールを受講する人が増えてきている。そんなときに「イングリッシュ・チュートリアルセンター」などが利用しやすい。半澤氏が続ける。
「当社がフィリピン人講師を中心にしているのは、アジア人にとってフィリピン英語は聞きやすいからです。」
近年では日本人の語学留学先として物価も安く英語が公用語であることから、欧米ではなくフィリピンを選ぶことが増えている。しかし、マニラなど治安の悪い地域も多く、中国人や韓国人が経営者のスクールではトラブルが時折発生しているという話も聞かれる。
そのため、治安が良く、公用語ではないがある程度物価が安くて英語を話すチャンスもあるタイが今、語学留学先の候補に挙がってきている。観光ビザで短期滞在しながら、観光も兼ねて英会話を勉強する日本人もいるのだとか。
バンコクに職を求めてやってくる、教職経験のあるフィリピン人も多い。タイの小中高校でも英語教師として働くフィリピン人が増えている。ただ、規模の大きな学校であれば問題はないが、英会話スクールほどの小さな規模では雇い入れている教師の滞在許可問題などを抱えていることもある。「イングリッシュ・チュートリアルセンター」では正式に雇用しているので、そういった問題もなく、安心して学ぶことができる。
「日本人は完璧な英語を求めすぎです。だからなかなか話せないのだと思います。英会話を身につけるには語彙を増やし、それを使う機会も同時に増やすことが大切です。特にバンコクはそのチャンスに恵まれているので、環境は整っています。」
半澤氏のスクールを始め、バンコクには日本人向け英会話スクールが10社はある。グローバル化した社会で英語を理解する人が増えている現代は、語学留学先を選ぶのは公用語か否かではなく、あくまでも環境のようである。
【執筆 : 高田胤臣】
日本人経営でフィリピン人を英語家庭教師にして対応しているのは「イングリッシュ・チュートリアルセンター」だ。日本語で申し込みが出来て、マンツーマンで英語を学ぶことができる。
英語が公用語というわけではないタイで、英語を学ぶメリットはあるのか。同校の経営者である半澤雄介氏がタイで英語を学ぶことの意義を話してくれた。
「タイで学ぶメリットは、憶えたことをすぐに実践できることです。銀行や役所などでも英語が通じます。また、欧米人も多いので英語で会話する機会が多いということもあります。」
半澤氏の理念は、英会話は単語量を増やして実践する、ということだ。その点でタイは実践的英会話の機会が数多にある。
タイ人も日本人同様で英語を苦手とする人が少なくない。一方で、物怖じせずに積極的に外国人と関わろうとする人も多い。また、高学歴のタイ人はかなり英語を話すので、タイで暮らしたり働く場合にタイ語が必須とも限らない。
「日系企業駐在員は海外経験を活かし、再び日本以外の勤務地に転勤になる可能性が高いです。そのようなケースを想定すると勤務地の言語を習得するよりも、世界的共通言語である英会話スキルを身につけた方が都合がいいということもあります。」
そういったこともあり、日本人在住者の中にはタイ語ではなく英語をブラッシュアップするために英会話スクールを受講する人が増えてきている。そんなときに「イングリッシュ・チュートリアルセンター」などが利用しやすい。半澤氏が続ける。
「当社がフィリピン人講師を中心にしているのは、アジア人にとってフィリピン英語は聞きやすいからです。」
近年では日本人の語学留学先として物価も安く英語が公用語であることから、欧米ではなくフィリピンを選ぶことが増えている。しかし、マニラなど治安の悪い地域も多く、中国人や韓国人が経営者のスクールではトラブルが時折発生しているという話も聞かれる。
そのため、治安が良く、公用語ではないがある程度物価が安くて英語を話すチャンスもあるタイが今、語学留学先の候補に挙がってきている。観光ビザで短期滞在しながら、観光も兼ねて英会話を勉強する日本人もいるのだとか。
バンコクに職を求めてやってくる、教職経験のあるフィリピン人も多い。タイの小中高校でも英語教師として働くフィリピン人が増えている。ただ、規模の大きな学校であれば問題はないが、英会話スクールほどの小さな規模では雇い入れている教師の滞在許可問題などを抱えていることもある。「イングリッシュ・チュートリアルセンター」では正式に雇用しているので、そういった問題もなく、安心して学ぶことができる。
「日本人は完璧な英語を求めすぎです。だからなかなか話せないのだと思います。英会話を身につけるには語彙を増やし、それを使う機会も同時に増やすことが大切です。特にバンコクはそのチャンスに恵まれているので、環境は整っています。」
半澤氏のスクールを始め、バンコクには日本人向け英会話スクールが10社はある。グローバル化した社会で英語を理解する人が増えている現代は、語学留学先を選ぶのは公用語か否かではなく、あくまでも環境のようである。
【執筆 : 高田胤臣】