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【香港】ミッドフィールドコンコース全面使用開始で香港空港年間利用者数1000万人増に対応

Global News Asia 2016年4月15日 11時0分

 2016年3月31日、香港国際空港は新コンコース「ミッドフィールドコンコース」の全面使用を開始した。ミットフィールドコンコースと名付けられた新コンコースは、旅客ターミナル1の西側にあり、新たに201から230までスポットが設けられた。

 今回のミッドフィールドコンコース全面使用開始で香港国際空港の1日あたりの全フライトの約20パーセントに相当する230フライトを処理することができ、年間利用者数1000万人増加に対応できる。

 香港国際空港によると、2015年の同空港利用者数は約6千800万人(前年比8.1パーセント増)、離発着回数40.6万回(前年比3.8パーセント増)といずれも過去最高を更新した。

 ミッドフィールドコンコースの天井は、白を基調に三角形を組み合わせて構成されており、広々落ち着いた空間になっている。新コンコース全面使用開始で、ターミナル間を移動する自動運転の電車(案内軌条式鉄道)での移動もより分かりやすくなり、新コンコースを利用しない乗客にとっても便利になった。

 ミッドフィールドコンコースの全面使用開始に合わせ3月27日より日系LCC「ピーチ・アビエーション」が旅客ターミナル2から1へチェックインカウンターが移動しているので4月以降の利用は注意が必要となっている。
【執筆 : 我妻伊都】

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