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【タイ】地方に暮らすタイ人からも熊本の人々に応援のメッセージ

Global News Asia 2016年4月18日 17時0分

 2016年4月17日、タイは旧正月のソンクラーンが終わり、バンコクへのUターンラッシュになっている。旧正月の最中である14日、日本時間の21時26分頃に発生した熊本地震もタイで報道され、タイの国王プミポンアドゥンヤデート国王陛下、プラユット暫定首相も声明を発表するなど、親日国タイから心配の声が上がっている。

 タイの東北地方などはタイ国内でも特に貧しい地域とされ、テレビが自宅にない世帯も少なくない。昨今はスマートフォンの発達で首都圏との情報格差はだいぶ少なくなったとはいえ、国外のニュースに興味を持つ人はあまりいない。

 しかし、今回の熊本の地震は東日本大震災に続いて日本の大きな震災と捉えているタイ人が多く、地方の農村に暮らすタイ人からも熊本の被災者を心配する声が多数聞かれる。

 今後被害の詳細が明らかになれば、タイでも募金活動などが行われ、熊本へ義援金などが送られると見られる。改めてタイ人が親日であることが熊本の地震で浮き彫りになっている。

【執筆 : 高田胤臣】

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