Infoseek 楽天

【ミャンマー】オープンわずか1日で休園した大型レジャー施設が再オープン

Global News Asia 2016年5月13日 9時0分

 2016年5月13日、今年3月2日にオープンしたミャンマー初の大型レジャー施設「Yangon Water Boom」は、水をろ過する浄水システムのトラブルにより、開園わずか1日で無期限の休園となっていたが、浄化システムも改善され衛生的なメンテナンスにも問題がないとして先月、再オープンを果たした。

 「Yangon Water Boom」は当初、派手な広告や強気な値段設定でオープン前から話題をさらっていたが、浄水のトラブルやレストランのオペレーションの不備などが目立ち、来場者からは不満の声が噴出していた。

 そのため今回の再オープンに際しては、衛生面や健康面に配慮し、屋外のウォータースライダーや波の出るプールだけではなく、家族でゆっくりくつろげるバンガローや、ビューティースパ、エアコンの効いた大ホール、清潔なレストランなど屋内で楽しめるアクティビティにも重点を置いている。

 また、国際的なレベルの価格設定を意識し、当初は高過ぎると不評であった入園料25,000チャット(約2,300円)から20%オフとし、70歳以上の高齢者、妊婦や体の不自由な方は50%オフで楽しめるようになった。

 様々な問題点を克服し、新しく生まれ変わった「Yangon Water Boom」だが、これからミャンマーは雨季に突入することもあり、まだまだ本格的に国民が楽しめるまでには時間が掛かりそうだ。
【執筆 : 竹永ケイシロ】

この記事の関連ニュース