2016年5月26日、在タイ日本大使館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「カンチャナブリ県サンクラブリ郡における少数民族等のための障がい者自立支援センター建設および研修施設整備計画」にかかる総額 2,912,300 バーツ(約900万円)の支援を行った。
カンチャナブリ県サンクラブリ郡ノングルー地区のサンクラブリ・セーフハウスで、タイ側の関係者と日本大使館 福島秀夫次席公使が出席し、障がい者自立支援センター引渡式が行われた。この地域は、ミャンマーと国境を接する貧困遠隔村。
サンクラブリ・セーフハウスは、国籍・出自不明の精神・身体障がい者のために、1992 年に設置された施設で、社会保障制度の保護下に入ることができず、不安定かつ困窮した状況下で、病を抱えながら生活している。自立の手段がなく衣食住の確保は生命に関わる重要な問題となっている。
このハウスには約40人が伝統織物・裁縫・農業などを営みながら生活しているが、保護を必要とする人々は依然として多数残されているにもかかわらず、経済の影響などで寄付金が縮小しているため、全てのニーズに対応することができていない。より多くの人々に生きるための機会を提供することを目指している。
日本の草の根支援は、地道な国際協力として、タイの地域社会で高く評価されている。
【編集 : kyo】
カンチャナブリ県サンクラブリ郡ノングルー地区のサンクラブリ・セーフハウスで、タイ側の関係者と日本大使館 福島秀夫次席公使が出席し、障がい者自立支援センター引渡式が行われた。この地域は、ミャンマーと国境を接する貧困遠隔村。
サンクラブリ・セーフハウスは、国籍・出自不明の精神・身体障がい者のために、1992 年に設置された施設で、社会保障制度の保護下に入ることができず、不安定かつ困窮した状況下で、病を抱えながら生活している。自立の手段がなく衣食住の確保は生命に関わる重要な問題となっている。
このハウスには約40人が伝統織物・裁縫・農業などを営みながら生活しているが、保護を必要とする人々は依然として多数残されているにもかかわらず、経済の影響などで寄付金が縮小しているため、全てのニーズに対応することができていない。より多くの人々に生きるための機会を提供することを目指している。
日本の草の根支援は、地道な国際協力として、タイの地域社会で高く評価されている。
【編集 : kyo】