2016年6月1日、タイの野生生物当局が、同国カンチャナブリにある仏教寺院「ワット・ルアンターマハーブア」の冷蔵室から、トラの赤ちゃん40頭の死骸を発見したと警察当局が発表した。
同寺院は中国の伝統薬用にトラ違法取引への関与や動物虐待などの疑いから、当局により閉鎖に向けたトラの移送が5月30日から進められていたが、赤ちゃんトラの死骸は、そのトラの移送を行っていた際、野生生物当局者によって発見された。冷蔵室からはトラの赤ちゃんの他、シカやイノシシの体の一部も見つかっている。
ワット・ルアンターマハーブアはタイガーテンプルとも呼ばれ、観光客がトラに触ったり一緒に写真撮影できる場所として人気があった。しかし違法取引の疑いなどから過去にも数回、タイの警察当局から調査要請を受けていた。今回の調査及びトラの移送は裁判所の令状もあり強制的に行われた。
野生生物当局の副局長は死骸の不法所持で同寺院を提訴する方針を示している。
【執筆 : HT】
同寺院は中国の伝統薬用にトラ違法取引への関与や動物虐待などの疑いから、当局により閉鎖に向けたトラの移送が5月30日から進められていたが、赤ちゃんトラの死骸は、そのトラの移送を行っていた際、野生生物当局者によって発見された。冷蔵室からはトラの赤ちゃんの他、シカやイノシシの体の一部も見つかっている。
ワット・ルアンターマハーブアはタイガーテンプルとも呼ばれ、観光客がトラに触ったり一緒に写真撮影できる場所として人気があった。しかし違法取引の疑いなどから過去にも数回、タイの警察当局から調査要請を受けていた。今回の調査及びトラの移送は裁判所の令状もあり強制的に行われた。
野生生物当局の副局長は死骸の不法所持で同寺院を提訴する方針を示している。
【執筆 : HT】