2016年6月2日、タイ西部カンチャナブリにある仏教寺院「ワット・ルアンターマハーブア」の僧侶の宿舎からトラの敷物が2枚、牙が9本、透明ケースにトラの皮が入ったお守り1045個、トラの臓器が入った瓶20個などが発見された。1日には同寺院の冷蔵室からトラの赤ちゃん40頭の他、シカやイノシシの体の一部が見つかったばかり。
ワット・ルアンターマハーブアはタイガーテンプルとも呼ばれ、観光客がトラに触ったり一緒に写真撮影できる場所として人気があったが、動物の違法取引による疑いで5月30日から野生生物当局により調査、及び閉鎖に向け100頭を超えるトラの移送が進められていた。トラ以外にも、生きたライオン、サイチョウ、マレーグマ、バンテンなど絶滅の恐れがある動物も見つかり移送が進められている。
調査開始後に寺院から去ろうとした僧侶2人が乗る車からもトラの毛皮や牙、お守りが発見されており、2人は警察に取り押さえられた。
今回の発見によって違法取引に関与していた疑いはますます強くなっている。
【執筆 : HT】
ワット・ルアンターマハーブアはタイガーテンプルとも呼ばれ、観光客がトラに触ったり一緒に写真撮影できる場所として人気があったが、動物の違法取引による疑いで5月30日から野生生物当局により調査、及び閉鎖に向け100頭を超えるトラの移送が進められていた。トラ以外にも、生きたライオン、サイチョウ、マレーグマ、バンテンなど絶滅の恐れがある動物も見つかり移送が進められている。
調査開始後に寺院から去ろうとした僧侶2人が乗る車からもトラの毛皮や牙、お守りが発見されており、2人は警察に取り押さえられた。
今回の発見によって違法取引に関与していた疑いはますます強くなっている。
【執筆 : HT】