2016年7月22日、カンボジア公共交通相はこのほど、タイ東部サケーオ県アランヤプラテートからカンボジアのポイペト市内への鉄道復旧工事が10月から11月には完了することを明らかにした。
タイとカンボジアはかつて鉄道が運行されており、カンボジア内戦を契機に長らくアランヤプラートまでしか運行されて来なかったが、AEC(アセアン経済共同体)の発足を目処に復旧工事が進められていた。
現在、タイ側の鉄路はバンコクから国境のアランヤプラテートまでで、カンボジアへ入国するには、駅からタクシーなどを乗り継がなくてはならず、ポイペト市内へはさらにバスなどを乗り継ぐ必要がある。
終点のポイペトから世界遺産のアンコールワットとシエムリアップへは、バスで2時間半の道のり。今回の鉄道開通はタイ、カンボジア両国ともに観光事業のさらなる底上げに繋がるものとして期待されている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
タイとカンボジアはかつて鉄道が運行されており、カンボジア内戦を契機に長らくアランヤプラートまでしか運行されて来なかったが、AEC(アセアン経済共同体)の発足を目処に復旧工事が進められていた。
現在、タイ側の鉄路はバンコクから国境のアランヤプラテートまでで、カンボジアへ入国するには、駅からタクシーなどを乗り継がなくてはならず、ポイペト市内へはさらにバスなどを乗り継ぐ必要がある。
終点のポイペトから世界遺産のアンコールワットとシエムリアップへは、バスで2時間半の道のり。今回の鉄道開通はタイ、カンボジア両国ともに観光事業のさらなる底上げに繋がるものとして期待されている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】