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環境破壊の横暴中国系5鉱山を操業停止ーフィリピン

Global News Asia 2016年7月25日 8時6分

 2016年7月22日、フィリピンメディアによると、ドゥテルテ新大統領政権は、深刻な環境破壊の要因となっている中国系5鉱山を操業停止処分にした。

 中国系の5鉱山は、フィリピンの法律を遵守せずに操業しており、環境や安全面での配慮が欠如していた。中国の鉱山会社は利益至上主義で、中国国内でも排水から有害な重金属であるカドミウムが基準値を超えるなど、環境に配慮せず利益優先で操業する傾向が強い。

 フィリピン・フランス合作映画『雲のかなた』のペペ・ジョクノ監督は訪日時のインタビューで「災害で多くの人が亡くなるのは、環境への配慮や、環境への関心の欠如だと思考えます。森林を伐採しての開発(保水力の低下)や、公害などでも緑地が減っています」と話した。
【編集 : PL】

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