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【タイ】8月7日にタイ全土で憲法草案の国民投票を実施

Global News Asia 2016年8月5日 17時0分

 2016年8月5日、タイ国内では憲法草案への賛否を問う国民投票が8月7日に実施される予定だ。これに伴い、前日の夜から当日深夜までタイ国内ではアルコール販売が禁止となり、観光客や外国人滞在者にも影響がある。

 タイでは公の禁酒日が設定されており、選挙関係の日、重要な仏教の祝祭日、タイ政府が定める日はアルコール類の販売が禁止される。そのため、飲食店でもアルコールは供されず、バーなどは休業となる店が多い。

 8月7日の日曜日、午前8時から午後4時が投票時間となる。タイは選挙などで立候補者を取り巻く環境によっては武器を使った衝突が起こりうる。今回は憲法草案に関する投票であり、およそ10年も続いているタイ政情不安の中で様々な意見表明され、国内でも意見が分かれている。そのため、選挙会場や市街地では万が一の問題が発生も懸念される。

 在タイ日本大使館からも外出に際して注意をするように促しており、この時期にタイに滞在するすべての外国人は注意をしておかなければならない。

【執筆 : 高田胤臣】

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