2016年8月29日、日本人在住者が多く暮らすバンコクのトンロー地区。有名タレントであるジャニスタさんのカフェ「オードリー・カフェ&ビストロ」はそんな地域に2011年に開業した。
同ブランドですでに7店舗を展開し、別のブランド名でも数店舗を持つほどの人気店に成長した。洒落た店内はフレンチレストランにインスパイアされたとされ、ライフスタイルとしての提案も人気の秘訣のようである。最近はセントラル・バンナーなど、郊外のデパートにもオードリーはテイクアウト専門店も出しており、本店で食べられるものと遜色ない、本物のケーキが楽しめるようになっている。
タイで生クリームを使った、日本と同じような水準のケーキというのはこの10年で急成長しており、それまでは日持ちのするバタークリームを使ったくどいケーキが多かった。タイ人の食の好みもだいぶ変わってきており、こういった本物の味でないと生き残ることのできない業界になっている。
飲食店で人気の無い店が淘汰されていくのはタイも同じで、以前は外国の料理が少なかったので素人が見よう見まねで作っても売ることはできたが、今は本物の味しかタイ人も受け入れてくれず、より厳しい世界になっている。その分、消費者側は美味しいものがどこでも手に入るようになったのでありがたいことではあるだろう。
【執筆 : 高田胤臣】
同ブランドですでに7店舗を展開し、別のブランド名でも数店舗を持つほどの人気店に成長した。洒落た店内はフレンチレストランにインスパイアされたとされ、ライフスタイルとしての提案も人気の秘訣のようである。最近はセントラル・バンナーなど、郊外のデパートにもオードリーはテイクアウト専門店も出しており、本店で食べられるものと遜色ない、本物のケーキが楽しめるようになっている。
タイで生クリームを使った、日本と同じような水準のケーキというのはこの10年で急成長しており、それまでは日持ちのするバタークリームを使ったくどいケーキが多かった。タイ人の食の好みもだいぶ変わってきており、こういった本物の味でないと生き残ることのできない業界になっている。
飲食店で人気の無い店が淘汰されていくのはタイも同じで、以前は外国の料理が少なかったので素人が見よう見まねで作っても売ることはできたが、今は本物の味しかタイ人も受け入れてくれず、より厳しい世界になっている。その分、消費者側は美味しいものがどこでも手に入るようになったのでありがたいことではあるだろう。
【執筆 : 高田胤臣】