2016年8月29日、日本ではエスカレーターに乗る際、立ち止まる人と上って行く人の立ち位置が習慣的に決まっているが、これまでタイにはそういったルールは存在していなかった。特に急いでいる人への配慮もないため、一声かければどいてくれるものの、黙っているとそのまま塞ぐ形で立ったままでいるというのが普通だった。
まだそういった習慣は根付いていないものの、バンコク都内を走る高架線スカイトレインのエスカレーターには、ステップの横にステッカーが貼られ、立ち止まって乗る人は右側、急いでいる人は左側へと促している。元々日本ほど他人に配慮をすることのなかったタイなので、ステッカーにすら気づかずにいるタイ人もいまだに少なくないが、徐々にそれに従って並んで乗るようになってきている。
【執筆 : 高田胤臣】
まだそういった習慣は根付いていないものの、バンコク都内を走る高架線スカイトレインのエスカレーターには、ステップの横にステッカーが貼られ、立ち止まって乗る人は右側、急いでいる人は左側へと促している。元々日本ほど他人に配慮をすることのなかったタイなので、ステッカーにすら気づかずにいるタイ人もいまだに少なくないが、徐々にそれに従って並んで乗るようになってきている。
【執筆 : 高田胤臣】