2016年8月26日、ヤンゴン証券取引所の3番目の銘柄として、ミャンマー市民銀行が上場を果たした。この日の取引では、値幅制限いっぱいの7,800チャットのストップ高。上場後に急上昇する傾向は先に上場した投資会社のファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)など2銘柄と共通するパターンで、ミャンマー人投資家の新規上場株への関心の高さを示した。
同銀のトーアウンミン会長は、上場初日にストップ高となったことについて「投資家の信頼の表れでとてもうれしい」と話した。
同銀は、1991年にミャンマー商業省傘下の銀行として設立。2016年3月期の税引き前利益は約70億チャット(約5億9000万円)。国内21店の店舗網を今後5年間で50店に広げる計画だ。
ヤンゴン証取では3月にFMIが、5月にティラワ経済特区(SEZ)開発のミャンマー・ティラワSEZホールディングス(MTSH)が上場。このほか、建設大手のグレート・ホーカム、農業関連のミャンマー農業公社などが上場審査中だ。
【執筆 : 北角裕樹】
同銀のトーアウンミン会長は、上場初日にストップ高となったことについて「投資家の信頼の表れでとてもうれしい」と話した。
同銀は、1991年にミャンマー商業省傘下の銀行として設立。2016年3月期の税引き前利益は約70億チャット(約5億9000万円)。国内21店の店舗網を今後5年間で50店に広げる計画だ。
ヤンゴン証取では3月にFMIが、5月にティラワ経済特区(SEZ)開発のミャンマー・ティラワSEZホールディングス(MTSH)が上場。このほか、建設大手のグレート・ホーカム、農業関連のミャンマー農業公社などが上場審査中だ。
【執筆 : 北角裕樹】