2016年9月5日、タイは景気後退が囁かれ、財布の紐を締めているタイ人も増えてきている。しかし、バンコク都内では活気は相変わらず続いており、商業施設の多くでは拡張工事などを実施している。
タイの工事現場は日本ほどに安全に気を遣っていない。法的には定められているのかもしれないが、それを守っているとは限らない。また、地震がほとんどない国なので、建築の基準も日本ほど厳しくないとも言われる。そうなると、現場そのものの安全性にも注意していないことが多く、周囲を歩く際は自分たちで身を守らなければならない。
例えば、現在は雨期であり、タイの場合はゲリラ豪雨のように強い風を伴った豪雨が降る。雨が降り出す直前も強風が吹き荒れることが多く、看板などがなぎ倒されて死亡事故にも繋がる。そんなときに工事中の足場などが崩壊する可能性もあるので、注意したい。
また、クレーンなども工事現場をはみ出して荷物を移動させることもある。鉄筋を束ねたものを誰も見張りをつけず、たくさんの歩行者が歩く歩道上を通過させることは日常茶飯事だ。頭上にも注意しておかなければならない。
先月24日にはミャンマーで発生した地震の揺れをバンコクでも感じた。その際に工事現場で崩壊事故などを起こる可能性もあるわけだ。日本では何気なく通るような場所も、タイでは少し注意しなければならないのである。
【執筆 : 高田胤臣】
タイの工事現場は日本ほどに安全に気を遣っていない。法的には定められているのかもしれないが、それを守っているとは限らない。また、地震がほとんどない国なので、建築の基準も日本ほど厳しくないとも言われる。そうなると、現場そのものの安全性にも注意していないことが多く、周囲を歩く際は自分たちで身を守らなければならない。
例えば、現在は雨期であり、タイの場合はゲリラ豪雨のように強い風を伴った豪雨が降る。雨が降り出す直前も強風が吹き荒れることが多く、看板などがなぎ倒されて死亡事故にも繋がる。そんなときに工事中の足場などが崩壊する可能性もあるので、注意したい。
また、クレーンなども工事現場をはみ出して荷物を移動させることもある。鉄筋を束ねたものを誰も見張りをつけず、たくさんの歩行者が歩く歩道上を通過させることは日常茶飯事だ。頭上にも注意しておかなければならない。
先月24日にはミャンマーで発生した地震の揺れをバンコクでも感じた。その際に工事現場で崩壊事故などを起こる可能性もあるわけだ。日本では何気なく通るような場所も、タイでは少し注意しなければならないのである。
【執筆 : 高田胤臣】