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ミャンマー将官10人が自衛隊と多彩な交流ー日本財団

Global News Asia 2016年9月2日 21時1分

 2016年9月1日、自衛隊と多彩な交流を行ったミャンマー国軍の将官ら10人は、すべてのプログラムを終了し帰国した。このプログラムは、ミャンマーの国作りを支援する日本財団が毎年実施している恒例行事。

 今年は8月22日来日し、防衛省を訪問して自衛隊史や自衛隊の幹部教育・広報活動などについて説明を受けた。広島県の海田市駐屯地や呉、江田島両基地を表敬訪問、東富士演習場で行われた富士総合火力演習を見学したほか、防衛大学校ではミャンマーから留学している若手軍人を激励するなど、精力的に11日間の日程を消化した。

 また航空自衛隊浜松基地近くの浜名湖を望む舘山寺大草山を訪れ、頂上に立つ「ビルマゆかりの碑」と旧日本軍の特務機関「南機関」の機関長だった鈴木啓司大佐(最終階級・陸軍少将)の墓参りも。このほか広島の平和記念資料館や鎌倉なども訪問、自由行動を通じて日本の社会にも触れた。

 防衛大学校では、アジアを中心に各国軍からの留学生を受け入れており、タイ軍では、幹部の中では防衛大学校卒業生の比率が大きいほど、国際戦略上留学生受け入れの重要性は年々高まったいる。

【編集 : LB】

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