2016年9月25日、ベトナムはバイクが多く、交通ルールもあってないような雰囲気で街中を縦横無尽に走っている。
ベトナム、特にハノイでは直進車が前方に注意を払っていることが前提のためか、路地などから車やバイクが平気で飛び出してくる。また、交差点においても信号を守らず、車が来ているにも関わらず堂々とすり抜けていく様子も頻繁に見かける。そんな状況なので、バイクでも車でも歩行者を気にかけるドライバーはほとんどいないと言っていい。
それでもあまり事故が起こらないのは、けたたましくエンジン音を唸らせているか、過剰なまでにクラクションを多用するからだ。あちらから存在を知らせてくれるので、どの方向から車やバイクが接近しているかがおおよそわかってくる。
しかし、2007年以降電動自転車が増えてきており、非常に恐い存在になっていると感じる。自転車とはほぼ名ばかりで、バイクと同等のスピードで走行できる性能がある。電動なので音もなく走ってくるので、かなり近くに来るまで気づくこともできない。
現地の人によると電動自転車は免許不要だそうで、その手軽さもまた人気の理由なのだという。そうなれば、ぶつけられたときには一体どうなるのか。ベトナムではまだしばらくは街を歩く際にも全方位を注意していなければならないようだ。
【執筆 : 高田胤臣】
ベトナム、特にハノイでは直進車が前方に注意を払っていることが前提のためか、路地などから車やバイクが平気で飛び出してくる。また、交差点においても信号を守らず、車が来ているにも関わらず堂々とすり抜けていく様子も頻繁に見かける。そんな状況なので、バイクでも車でも歩行者を気にかけるドライバーはほとんどいないと言っていい。
それでもあまり事故が起こらないのは、けたたましくエンジン音を唸らせているか、過剰なまでにクラクションを多用するからだ。あちらから存在を知らせてくれるので、どの方向から車やバイクが接近しているかがおおよそわかってくる。
しかし、2007年以降電動自転車が増えてきており、非常に恐い存在になっていると感じる。自転車とはほぼ名ばかりで、バイクと同等のスピードで走行できる性能がある。電動なので音もなく走ってくるので、かなり近くに来るまで気づくこともできない。
現地の人によると電動自転車は免許不要だそうで、その手軽さもまた人気の理由なのだという。そうなれば、ぶつけられたときには一体どうなるのか。ベトナムではまだしばらくは街を歩く際にも全方位を注意していなければならないようだ。
【執筆 : 高田胤臣】