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【タイ】タイでも食べられる生ガキで注意したいこと

Global News Asia 2016年10月10日 9時0分

 2016年10月10日、タイ人も海鮮が好きな国民性があり、刺身は近年の和食ブームで食べられるようになったが、それ以前からエビやカキなどは生のまま食べる料理は存在している。

 タイ国内は海に隣接した県以外でもシーフード料理店が多くあり、タイ料理にも海鮮を使った料理は無数にある。タイ人にはエビやイカ、スズキの一種などが好まれているが、中には生ガキを楽しむ人もいる。

 タイ料理での生ガキの食べ方は、生のニンニクや香草などを載せて、細かくした生トウガラシとナンプラーを中心にしたシーフードソースをかけて食べる。日本人も多くがタイで生ガキを食べるが、ほとんどが岩ガキのような大きめの貝と身を選ぶ。安いところでひとつ60バーツ前後(約185円)なのだが、やや高価に感じるのかタイ人は剥き身の小粒を食べることが多い。

 鮮度と管理がしっかりしたものであれば味は決して悪くないが、タイでは小粒のカキは食中毒になるケースがよくある。火を通したものでもあたってしまうので、生はかなり危ない。タイ人の食あたりで多いのはソムタム(青パパイヤのサラダ)に発酵した沢ガニを砕いて入れたものか、小粒のカキをふんだんに使ったオースアン(カキのお好み焼きのようなもの)であるほどだ。

 大粒であれ小粒であれ、生ガキを食べる場合は食べる側が食べる前によく吟味して判断したい。バンコクなどの大きな街の人気店や海辺のレストランはカキであたってしまう確率が低くなる。それでも臭いや味が少しでも変だと感じたら食べるのはやめておくべきである。

【執筆 : 高田胤臣】

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