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【ミャンマー】縁日で観覧車が人気、体重かけて高速回転するスリルがやばい

Global News Asia 2016年10月18日 15時0分

 2016年10月16日、ミャンマーでは雨期明けを知らせるダディンジュの祭りを迎えた。ヤンゴンのダウンタウン東部などで恒例の縁日が開かれるが、そこで人気なのは祭りの日だけ登場する観覧車だ。この観覧車のすごいところは、人力で高速回転させるところだ。

 観覧車は6階建てのビルほどの高さで、4人乗れるゴンドラがついている。まずスタッフ数人が観覧車の骨組みを猿のように器用によじ登り、ゴンドラに張り付く。そして、一斉にゴンドラにぶら下がるようにして体重をかけることで、一気に観覧車を回転させるのだ。かなり速く回転し、3回転ほどで止まる。高いところから風景を眺めるのではなく、ジェットコースターのように楽しまれている。骨組みは木材で作られており、スリル満点だ。

 ダウンタウンの縁日では、少なくとも3基の観覧車が設置されていた。そのほか、メリーゴーランドもあるが、こちらも人力で回す仕組みで、かなり高速で回転する。国が違えば、楽しみ方も違うということかもしれない。

【執筆 : 北角裕樹】

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