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【ベトナム】2017年、ベトナム人観光客が行きたい日本の地方BEST3

Global News Asia 2016年12月7日 9時0分

 2016年12月7日、日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2016年1月から10月までの訪日ベトナム人の数が20万2600人で、すでに昨年の総数18万5395人を上回っている。2012年から伸び続けているベトナム人の訪日観光客だが、東南アジア特派員ビジネスレポートによると、今ベトナム人が注目する日本の観光は「地方」なのだという。

 2016年1月24日~3月27日の毎週日曜日に、「日本の色」(英題:The Colors of Japan)という情報ドキュメンタリー番組がベトナムで放送されていました。これはTBSテレビとJNN7局が、ベトナム国営放送VTVテレビと共同で制作し、日本の7地域の観光名所や名産品を紹介したもの。

 7地域とは、青森県・新潟県・鹿児島県・山形県・長野県・富山県・大分県と、紹介されている県が全て「地方」であり、番組内では、弘前サクラやねぶた祭り、佐渡島の能楽、山形県の蔵王連峰のロングトレイルや出羽三山、長野県の北アルプス・槍ヶ岳などが紹介されたのだが、この番組のFacebookページには1万6075件の「いいね」がされており、ベトナム人が日本の地方観光に興味を示しているのが良くわかるという。

 今年10月に旅行会社のエイチ・アイ・エスが発表した『タイ人・ベトナム人に聞いた日本のここにいってみたい! 冬の絶景トップ10』では、3位に滋賀県の「びわ湖バレイ」、2位に岡山県の「備中松山城」、1位はなんと富山県の「五箇山」であった。これは全国の地方自治体、観光協会が34の候補地を提案し、その中からタイ人とベトナム人スタッフが20候補地を選択、SNSファンに向けて投票を実施したものである。

 旅行の目的が買い物だけではなく、南国のベトナムでは見ることの出来ない日本ならではの景色を楽しむことも目的の1つとなっており、写真を沢山撮ってFacebookなどのSNSにアップしたがるベトナム人にとって、「SNS映えする景色」というのは重要なのだという。『東南アジア特派員レポートから引用 http://asiasns.jp/viettouristandjptravel2017-4279』
【執筆 : HT】

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