2016年12月12日、中等教育施設を建設するとともにジェンダー教育の促進のためのプロジェクトが発足し、日本から5千万円の支援が行われることとなった。12月1日、資金協力に関する署名式が行われ、在ラオス日本大使・引原毅氏と公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンのプロジェクトマネージャー・長島千野氏が参加した。
今プロジェクトは「ジェンダー平等促進による中等教育環境改善計画」と題され、ジェンダー問題を重要視する学校教育環境を作るとともに、教職員、生徒、そして地域社会に性的平等の考え方を示していくことを目指している。
プロジェクトが行われるのはタイ、ミャンマーと国境を接するボーケーオ県で、その中でも僻地となるプァオウドム地区。現地では学校教育の施設が充分に整ってはおらず、さらに女子の場合、男子と比べ教育の機会が与えられないケースが多い。
プロジェクトでは、ジェンダー問題の基礎的な知識を学ぶ機会を作っていく。対象として10校が選ばれ、各校から2名ずつの教員が選ばれ、ジェンダー問題について学習する。彼らがジェンダー教育の中心的な指導者として牽引役を果たしていくことになる。
各校の生徒会は互いに連携を強め、その生徒会長たちは国際女性デーのイベントに参加することになる。彼らが性的平等の提唱者となることが期待されている。
また、3年後を目標に、調理設備、男女別のトイレ、安全な給水設備を各校に設置する予定である。
【執筆 : R・O】
今プロジェクトは「ジェンダー平等促進による中等教育環境改善計画」と題され、ジェンダー問題を重要視する学校教育環境を作るとともに、教職員、生徒、そして地域社会に性的平等の考え方を示していくことを目指している。
プロジェクトが行われるのはタイ、ミャンマーと国境を接するボーケーオ県で、その中でも僻地となるプァオウドム地区。現地では学校教育の施設が充分に整ってはおらず、さらに女子の場合、男子と比べ教育の機会が与えられないケースが多い。
プロジェクトでは、ジェンダー問題の基礎的な知識を学ぶ機会を作っていく。対象として10校が選ばれ、各校から2名ずつの教員が選ばれ、ジェンダー問題について学習する。彼らがジェンダー教育の中心的な指導者として牽引役を果たしていくことになる。
各校の生徒会は互いに連携を強め、その生徒会長たちは国際女性デーのイベントに参加することになる。彼らが性的平等の提唱者となることが期待されている。
また、3年後を目標に、調理設備、男女別のトイレ、安全な給水設備を各校に設置する予定である。
【執筆 : R・O】