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【インドネシア】石井国交相、インドネシア既存鉄道高速化で協議

Global News Asia 2017年1月8日 9時0分

 2016年12月29日、インドネシアを訪問していた石井啓一国土交通相は、ブディ運輸相と会談し首都ジャカルタ~スラバヤ間(約730キロ)の既存鉄道の高速化について意見交換を行い協力を進めることで一致した。

 既存鉄道高速化は、現在の約12時間から6時間程度に半減する計画で費用は100兆ルピア(約8600億円)を超す見通し。インドネシアは日本からの資金や技術協力を期待しており、石井国交相は21日に訪日したインドネシアの閣僚に対し、計画の事業化調査に協力していく意向を表明していた。

 石井国交相は「日本側はすでに事業を進めるための選択肢を提示している」と説明し今後「インドネシア側の要請を踏まえて検討したい」と述べた。

 日本は2015年にジャカルタ~バンドン間を結ぶインドネシア初の高速鉄道建設計画で、中国との競争に敗れて受注を逃している。
【執筆 : HT】

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