2017年2月22日、マレーシア現地メディア『星洲日報』は、22日午前配信の電子版で、金正男氏殺害事件後から休店していた北朝鮮レストラン「高麗館」が20日暫定的に営業を再開したと伝えた。
記事によると、休店中も店内に2、3人の女性スタッフがいることが確認でき、閉められた鉄条門の外には複数のマスコミ関係者が常に待機しているような状態が続いていた。高麗館は、通常であれば午後5時半から夜の営業を始めるが20日午後6時40分に営業を再開したという。しかし、取材目的や店内へのカメラの持ち込みは厳禁だと、入り口の守衛から注意を受けるなど物々しい雰囲気での入店となった。
店内には女性スタッフが多く、全員で18人おり、うち1人は男性スタッフ、責任者も1人含まれる。記者が入店すると容姿端麗な3人の女性スタッフが出迎えてくれた。彼女たちとの会話は英語で、3人とも北朝鮮から来たという。
そこで、「今回、クアラルンプールで北朝鮮人が殺害された事件があったが知っているか?」と尋ねると女性マネージャーが出てきて「スタッフ全員知りません」と即答し、「取材ならお断りしますが?」と言われたのでそのまま食事をした。
高麗館の周辺環境はとても静かで、時より見せる笑みを携える女性スタッフたちの接客態度も非常に素晴らしかった。しかし、食事以外の質問に対しては、「知らぬ存ぜぬ」で通されてしまった。
一方、別の記者が待機する北朝鮮大使館では、人ので出入りは確認できるものの呼び出しベルを鳴らしても誰からも応答がない居留守状態となっている。
【翻訳/編集 : 中野 鷹】
記事によると、休店中も店内に2、3人の女性スタッフがいることが確認でき、閉められた鉄条門の外には複数のマスコミ関係者が常に待機しているような状態が続いていた。高麗館は、通常であれば午後5時半から夜の営業を始めるが20日午後6時40分に営業を再開したという。しかし、取材目的や店内へのカメラの持ち込みは厳禁だと、入り口の守衛から注意を受けるなど物々しい雰囲気での入店となった。
店内には女性スタッフが多く、全員で18人おり、うち1人は男性スタッフ、責任者も1人含まれる。記者が入店すると容姿端麗な3人の女性スタッフが出迎えてくれた。彼女たちとの会話は英語で、3人とも北朝鮮から来たという。
そこで、「今回、クアラルンプールで北朝鮮人が殺害された事件があったが知っているか?」と尋ねると女性マネージャーが出てきて「スタッフ全員知りません」と即答し、「取材ならお断りしますが?」と言われたのでそのまま食事をした。
高麗館の周辺環境はとても静かで、時より見せる笑みを携える女性スタッフたちの接客態度も非常に素晴らしかった。しかし、食事以外の質問に対しては、「知らぬ存ぜぬ」で通されてしまった。
一方、別の記者が待機する北朝鮮大使館では、人ので出入りは確認できるものの呼び出しベルを鳴らしても誰からも応答がない居留守状態となっている。
【翻訳/編集 : 中野 鷹】