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【金正男氏殺害】猛毒神経剤「XV」が使用された可能性が濃厚とマレーシア警察発表

Global News Asia 2017年2月24日 17時36分

 2017年2月24日、マレーシア警察は、金正男氏とみられる遺体の検視結果として、殺害に猛毒の神経剤「VX」が使用された可能性が高いと発表した。現在もまだ検視は継続中で、今回の発表は暫定的としている。

 マレーシアの各メディアも速報で伝え、VXは、1952年にイギリスで開発され、その後、アメリカが戦争での軍事目的で研究されてきた猛毒で、皮膚に10ミリグラムでも付着すると死に至らしめる非常に高い毒性を持つ。さらに持続性が高く、一度付着すると数時間から数日にわたり効果が持続するなどと伝えている。
 
 地元メディアの記事を転載しているフェイスブックページには「日本のカルト教団オウム真理教がVXで殺人を起こした日本では、早くからVXではないかと報じていた。どうしてこんなに発表が遅いんだ?」や、「実行犯の手はどうなったんだ?」、「皮膚に一滴でも付着すると死ぬ!」、「人類は人間を救う能力よりも殺害する能力のほうがはるかに高い」、「私たちは戦争を仕掛けられているのか?」などのコメントが書き込まれている。
【執筆 : 中野 鷹】

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